院長紹介
鈴木 健史
院長
予防にまさる治療なし
<プロフィール>
① 出身地・出身高校・出身大学
福井県越前市生まれ(旧今立町生まれです)
出身高校:福井県立武生高校
出身大学:新潟大学歯学部、同大学院
② 勤務履歴
新潟県新発田市 北村歯科医院:北村先生には大変お世話になりました。
③ 干支・星座
ねずみ年・ふたご座
④ 趣味
パソコン全般(このサイトも自分で作ってます^^)
マンガを読むこと
いわゆるオタクと呼ばれても仕方ありません・・・
釣り(最近はご無沙汰です)
⑤ スポーツ
得意ではありません
テニススクールでしばらく汗を流していました
⑥ 持病
椎間板ヘルニア:歯科医師の職業病です
高血圧:中学時代からすでに高かった
高尿酸血症:歳には勝てません
⑦ 尊敬する人物
織田信長、プログラムが書ける人
⑧ 座右の銘
知識は力なり
予防にまさる治療なし
いい治療を目指して ー定期検診ー
開院して10年、一人でも多くの患者さんのむし歯を、より良い方法できちんと治すことに力を注いできました。
福井県はむし歯や歯周病の罹患率が他県よりも高く、毎日治療の繰り返しでしたが、「いい治療=いい医療」を信じてむし歯や歯周病の治療を続けてきました。
しかし、どれだけ治療をしても治療の患者さんが減りません。
一度治療が終わってしまうと定期検診に来院されず、数年後にはさらに悪くなって抜歯になってしまいます。
定期検診や予防の概念が浸透しておらず治療を繰り返すばかりでした。
もっと根本的な方針を変えていく必要性を感じて悩みました。
治療から予防 ー治療だけでは守れないー
治療終了後の定期検診を継続している患者さんのお口の中は、
最初の状態より良くなっていました。
古い治療をやり替えることがあっても、よりよい材料で治療することができ、お口の環境は以前よりも良くなっていきます。
一方、治療を繰り返している患者さんは抜歯になっていきます。
治療を繰り返してしまう患者さんに、定期検診と予防の重要性について、
もっと説明する必要があると感じました。
原因を残したまま同じ生活をするので、
数年後に同じ結果を繰り返すのは必然なのです。
予防の必要性を実感してもらい、どうやって患者さんに伝えていくか・・・
予防の書籍を読み、セミナーに参加している時に
アメリカの「CAMBRA」という齲蝕予防プラグラムに出会いました。
このシステムが当院のむし歯予防の根幹になっています。
歯科の2大疾患はむし歯と歯周病ですが、これらは予防ができる病気です。
原因を調べ、重大な原因から取り除いていくことで、効率よく改善することができます。
むし歯の治療=歯を削って詰めること・・・ではなく、
むし歯になる原因を無くすこと、これこそが本来の治療です。
予防検診から予防管理へ ー治療のない未来を目指してー
むし歯と歯周病は90%以上予防することが可能と言われています。
効率よく原因を改善した後に治療を行い、定期的にクリーニングとチェックをする。
予防の視点で定期検診を続けていると、歯の未来が見えてきます。
この状態でどれくらいもつか、数年後にどうなるか予測がつきます。
病気になる前のリスクが見えてきます。
予防のための定期検診(=予防検診)のたびに、リスクを評価することで、さらに病気を未然に回避することができるはずです。
定期的に通院されている患者さんのデータからリスクを
診断・管理することで、今後起こる病気の芽を摘み取ります。
歯科医療の中にリスクマネージメントの考え方を導入します。
予防検診のたびにリスクを再評価し続けることが、お口の中をもっと健康にします。
「1本でも多くの歯をむし歯や歯周病にしない」
もうこれ以上、治療を繰り返す時代は終わりにしましょう!
予防から未病へ・・・予防管理で「治療のない未来」を目指します。